細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

新たな精霊棚に想うこと

お盆・・昨年は両親の新盆で精霊棚も賑やかだった。その後古い位牌を住職に頼んで整理し、仏壇も新調して実家から我が家に移して初めての精霊棚(当地では略して盆棚という人が多い)をつくった。手狭なことから盆提灯もひとつだけにした。古い位牌が無くなったので昨年に比べるとかなりすっきりした。新しくした繰り出し位牌からは18枚の位牌を出して上段にならべた。

昨年の棚

お盆といえば忘れられない盆箸の思い出がある。

妻は今年も(これからも)やるの?と継続に懐疑的であるが、ま、私ができるうちはやるよと言って盆箸の材料となるメドハギを裏山から採ってきた。また、昨年初めて作った水の子も用意した。娘の代となればたぶん盆棚自体やめることになるだろう。

暑さのせいもあるのだろうか、今年のメドハギは細かった。牛さん馬さんの足もちょっとスマートである。あまり採れなかったので箸も少なめにした。

もし私がいなくなって盆棚をつくることになったら・・そしてこのブログがまだあったなら参考になればと思う。もしかしたら時の住職に作れと言われるかもだから。
盆棚は宗派によっては作らないところもあるようだ。また地域によっても各家庭によっても色々アレンジされている。こちらは菩提寺で毎年配られる曹洞宗のしおりに掲載されている盆棚の例で、こちらも一例とある。

菩提寺の住職も位牌(繰り出し位牌は出す)と線香だけは用意して欲しいと言っていた。 

今年は何年かぶりに庭でのバーベキュー(当地ではジンギスカンが主)ができそうだ。後何回この棚を作ったりバーベキューができるかはわからないけれど、できる時はやりたいと思う。これまでに庭でのバーべーキューに参加していた故人を偲びたい。

細かなことが気になる親父 記