細かなことが気になる親父の備忘録

インスタントラーメン袋と日常で気になった細かなことを書き留めていきます。

東京電力㈱水内発電所の発電後の放流口をついに捉えた

信濃川水系犀川(さいがわ)には5つのダムと発電所があり、地元では犀川5ダムとも言われている。上流から、生坂・平・水内・笹平・小田切ダムと発電所だ。

現在はいずれも東京電力の管理下にあるが、歴史は古い。
それぞれの発電開始は次のとおり(wikipediaより)で、5ダムの中で最大にして最初の発電所となる。

生坂発電所(現在2万1,000キロワット)1964年(昭和39年)
発電所 (現在1万5,600キロワット)1957年(昭和32年
水内発電所(現在3万1,600キロワット)1943年(昭和18年
笹平発電所(現在1万4,700キロワット)1954年(昭和29年)
田切発電所(現在1万6,900キロワット)1954年(昭和29年)に運転を開始

歴史についてはwikipediaが詳しいのでそちらを参照いただきたい。
水内ダム - Wikipedia

この古い歴史がある水内ダム・発電所は、ネット検索すれば多くの写真がありダムや発電所に興味のある方にはたまらないようだ。
以下は私が撮影したものだが、もっと綺麗な写真も多い。

ダムの写真

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発電所の写真

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排水口の写真

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ところが、この排水口からさらにこの川底を通って、この先の犀川のどこかに放流されているはずなのだが、その場所を示しているものや写真はこれまで見つからなかった。

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細かなことが気になる親父としては、どうしても確かめたくなり、見つけたこの地図を頼りに現地を探してみることにした。

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なかなか思うような所に行くことができず、今日3回目でようやくその姿を捉えることができたのがこれ。初めて存在を知った吊り橋から撮影したものである。

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これにてようやくすっきりした。この場所に行くのはわかりにくいが、長野市と大町・白馬村などの大北地域を結ぶ白馬長野有料道路(1998年の冬季オリンピックパラリンピック大会では白馬ルートの一部)から「チラリ」みえることも今日確認できた。
日高トンネルに入る直前の左手(写真の赤い矢印の方向)に見ることができるだろう(後続車なしで減速できれば)。

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国土地理院の地図にハッキリ掲載されていたのを発見2020.11.27

    青点線が水路、その先の川横断の細い線が吊り橋、その先が有料道路になる。

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ちなみに、ここで発電された電気は、これまた歴史のある「黒部幹線」によって埼玉県の秩父と繋がっている。この辺は鉄塔マニアには堪えられない話かもしれない。

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2020.10.12 細かなことが気になる親父 記  11.30追記